中古車輸出をはじめるのには、どの業種が最適でしょうか。

なんといっても多いのは車屋さんでしょう。国内で店舗を持って、新車や中古車を展示販売している車のお店屋さんのことです。車屋さんは、その仕事柄、毎日車を取り扱っていますから、中古車輸出で取り扱う商材も車ですから、商材に関しては熟知していますよね。商材がふだん取り扱っている商材と同じというのは親和性もあり、いろいろな意味でスタートしやすいかと思われます。

車屋さんといえば、各社自動車メーカーの販売店で新車を取り扱っている車屋、中古車のマーケットなどから車を仕入れて中古車をきれいにして販売している車屋などがあります。新車の車屋と中古車の車屋では、どちらが中古車輸出に向いているのでしょうか。

答えは、どちらも向いています。
中古車輸出ですから、一見すると中古車を取り扱っている車屋さんのほうが向いているように思われがちです。しかし、そういうわけでもないのです。

中古車輸出ですから、海外にいる日本の中古車がほしいという海外バイヤーさんに中古車を輸出してあげるのは当然です、わかります。しかし、国によっては「古い車は、我が国に持ち込まないでくれ」と車の年式で輸入規制をかけている国々もあります。そういった国に輸出するときは、年式が何年以内という決まりがありますから、それに該当する中古車を選んで輸出してあげなければなりません。

大概は、年式が10年以内とか、7年以内とかいう輸入規制がある国が多いので、そういった国々に対しては輸入規制にひっかからない中古車を輸出するようにしなければなりません。稀ですが、中には年式が3年とか1年以内の車でないと輸入できないなんて国もあるのです。そういった場合には、新車を一回登録して抹消したり、まだほとんど走っていないような新古車を輸出したりします。

そういった場合に、新車も取り扱っている車屋さんは有利ですね。

たとえば買い替え需要なんてありますよね。
そういった場合、いま持っている車を下取ってあげて、代わりに新車を買ってもらったりしますよね。代わりに中古車を買ってもらう場合もあるとは思いますが。そんなとき、まずはいま持っている車を見せてもらって、この車ならば買い取れます、この車はちょっと買い取れませんとなるのではないでしょうか。ちょっと買い取れませんとなってしまった場合、せっかく新車もしくは展示車が売れそうだったのに、二台は所有できないから下取りしてもらえないのなら買えないと言われ、なくなくそのお客さんをあきらめた、悔しい思いをしたこともあるのではないでしょうか。

お店の一番めだつところの店頭に飾っていた、展示していたとっておきの高級車を買ってくれそうなお客さんが来店した。そのお客さんは、現在乗っている車がもう10年以上乗り続けていて、そろそろ古くなってきてさすがにこれ以上乗り続けるのは・・ということで来店したようだった。
お客さんは、どうせ買い替えるのなら、長く乗れる良い車に買い替えたいということで、その店頭の高級車がえらく気に入ってしまわれたようだった。それを買いたいのだが、うちには駐車場も一台分しかないから二台は所有できないといわれ、いま乗っている車を下取りしてほしいというのだ。

「もちろんです。それでは今お乗りの車を見せてください」
あなたは、そのお客さんが現在乗っている車を見せてもらった。さすがもう10年以上乗り続けている車で、けっこうあっちこっちスリキズが点在していた。10年落ちの車なので現在のモデルの車とはデザインも古く時代遅れ感もあった。店頭の高級車は、売れるなら買ってもらいたいけど、この10年落ちの車を下取りしても再販はできそうもない。

これは、ちょっと下取りできないな。

高級車は売れてほしいけど、その車の下取りはできないな。あなたは、せっかくのお客さんだけどあきらめるしかなさそうです。10年落ちの車で、デザインもそれほど人気のない車だったから、下取りしても再販で売るのはぜったい無理そうです。こんなとき、あなたのお店で国内販売だけでなく中古車輸出も事業としてやられていると状況は一変、がらりと変わってくるのです。

日本では、10年落ちの車なんて乗っていられないよ。そんなお客さんが多いかもしれません。実際、売っているあなた側だって、10年落ちの車、こんな車売れないよ、長期不良在庫確定だな。なんて思っているかもしれませんよね。じつは海外では、10年、20年、下手したら30年の車だって重宝な国々はたくさんあるのです。20年、30年の車だっていいよ。日本のクオリティの高い車がほしいんだ、乗りたいんだというお客さんは海外には数えきれないぐらいたくさんいるのです。

10年落ちの車なんて、まだまだ新しいじゃん。ぜんぜんOKだよ、そんな海外バイヤーは多いのです。前述の高級車を買いに来たお客さんですが、10年落ちの現在乗っている車を下取りしてくれたら買うよと言われたら、もしあなたが中古車輸出をやっていたのなら、二つ返事でいいよ、下取るよと答えてあげられるのです。大喜びのお客さんは、いま持っている車を下取りで置いて、そのまま店頭の高級車を持ち帰りましたとさ。

あとは、あなたは、その下取った10年落ちの車を海外バイヤーに販売すればよいのです。


まみちのお楽しみポイント♪
いまどきの車屋さんは国内販売だけでなく海外販売もやらないと損だわね。